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さかなクンが名誉博士なのはなぜ?准教授として講義している大学で授業はある?

さかなクンが名誉博士なのはなぜ?
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さかなクンはテレビなどで見て知っている人も多いと思います。

しかし、さかなクンはただの魚好きではありません。

名誉博士の称号をもつ大学の准教授なのです。

なんで名誉博士なの?と疑問に持たれた方もいるのではないでしょうか?

名誉博士は大学側から授与されます。

それでは、さかなクンが講義をしている大学はどこの大学なのでしょうか?

さかなクンの授業があるなら受けてみたい!と思う方もいるかもしれませんね!

その様な疑問を解決すべく「さかなクンは名誉博士なのはなぜ?准教授として講義している大学で授業はある?」という内容でお話していきたいと思います。

 

さかなクンが名誉博士なのはなぜ?

さかなクンのイメージがテレビでテンション高めに話をしているところが強いかと思います。

その様なイメージから、なんでさかなクンが名誉博士なの?と疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。

さかなクンが授与された名誉博士というものはどういうものなのでしょう。

まずはそこから見てみましょう。

 

そもそも名誉博士とは?

名誉博士というのは、各国の国内法や各大学が規則によって定められた学位に属する学術称号です。

学校教育上の博士の学位とは違く、大学の独自に定めた名誉称号というものです。

社会的な活動を認められ授与されることが大半です。

国家元首や皇族、王族、政治家、外交官、著名な文化人などに贈られています。

一部参考の為に名誉博士の称号を持っている方を紹介すると。

秋篠宮文仁親王

中華人民共和国特命全権大使・伊藤忠商事元会長 丹羽宇一郎

実業家 稲森和夫

ノーベル科学賞受賞 下村脩

実業家 松下幸之助

フランス大統領 ジャック・シラク

ブータン国王 ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク

ハイヒール ハイヒール・リンゴ

フランス料理人 三國清三

 

さかなクンが名誉博士になったわけがすごい!

さかなくんは、水産・海洋の分野において、特に魚類について沢山の知識と体験があります。

「さかなクンの東京湾生き物図鑑」「魚のおさかな大百科①~⑩」などの書籍を多く出版。

政府等の公的機関の親善大使や専門委員会委員等を務めています。

外務省 「海とさかなの親善大使」

農林水産省 おさかな大使

環境省 ・「環のくらし応援団」メンバー

・「低炭素杯2017」低炭素杯2017アンバサダー

・「国際サンゴ礁年 2018」アンバサダー

・「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」プラゴミゼロアンバサダー

JF(全国漁業協同組合連合会)魚食普及委員

千葉県立安房博物館客員研究員

千葉県館山市「ふるさと親善大使」

「よしもとおもしろ水族館」研究員

新潟おさかな大使

日本ユネスコ国内委員会広報大使

明石タコ大使

山陰海岸学館ギョギョバイザー

なぶら親善大使

宮古島海の親善大使

”渚の駅”たてやま名誉駅長

小笠原諸島PR大使

お魚のあそび!?まなび!?大使 

クニマスの再発見に貢献するなど、水産・海洋における学術、文化、国際交流の発展にすぐれた働きや結果をもたらしています。

2006年から東京海洋大学の客員准教授として教育活動や社会貢献活動に取り組んでいます。

このようなことからさかなクンは、東京海洋大学より名誉博士の称号を授与されました。

 

さかなクンの偉大な業績とエピソードとは

カブトガニの人工ふ化に成功

西湖でのクニマスの発見し貢献

イシガキフグの人工繁殖に貢献

さかなクンが中学の頃、理科の先生が吹奏楽部の顧問で、カブトガニの飼育方法を相談されました。

さかなクンはカブトガニを自宅で飼育することになりました。

お母さんに大きな水槽を買ってもらい、1日2回カブトガニを水槽から出して、運動させてあげたそうです。

それが良かったのではないか「潮の満ち引きのリズムと勘違いしたのでは」と振り返っています。

カブトガニの人工ふ化の成功は新聞にも取り上げられるほどでした。

クニマスの発見については…

京都大学の中坊教授が長い年月をかけ、クニマスの研究を続けてこられました。

さかなクンに「できるだけ正確なクニマスのイラストを描いて欲しい」と依頼したことから始まります。

さかなクンは参考にするため、一番クニマスに近い種類であるヒメマスを日本全国から取り寄せました。

その時に、西湖から取り寄せたヒメマスにクニマスが紛れていたということです。

さかなクンがイラストを描くために全国からヒメマスを取り寄せたこと、何よりもクニマスの特徴をそこから見つける目というものが合ったからこそですね。

もう一つの快挙、イシガキフグの人工繁殖は世界で初と言われています!

さかなクンは、東京海洋大学水圏生殖工学研究所准教授の森田先生にイシガキフグの赤ちゃんを預け、育ててもらいました。

卵は生まれるけれどふ化しないことが続いていましたが、オスの精子を振りかけてみたところ見事にふ化したということです。

森田先生はさかなクンから話をもらわなかったら、自分でやる事はなかったですと言っていました。

 

 

さかなクンは国会に出席をしたことがある!?

「水産資源の管理と保護」というテーマで行われた調査という形で3名の参考人の一人として選ばれました。

東京海洋大学名誉博士、客員准教授さかなクンとして話されていた内容は

日本は魚の種類が多くとても恵まれている。

今現在温暖化によって異変が起きている。

本来のとれる魚が取れなくなり、マンボウなど温かい魚などが網にかかる。

東京湾に今までいなかった魚が増えてその魚が他の魚を傷つけて商品価値を落としてしまうこともある。

しかし、その魚も今まで食べられてはいなかったが、食べてみるととても美味しい魚である。

温暖化の影響によってクラゲが大量に発生してしまったり、ウニが冬眠することなく海藻を食べ続けてしまい、海藻がなくなってしまった。

そのために、クラゲやウニが悪者のように扱われてしまうようになったが、その改善方法などの話。

海の環境問題については、プラスチック問題についての話。

買い物のプラスチック、クラゲに見えるので食べてしまい、病気になってしまう。

プラスチックゴミを外に出さないようにしないといけない。

一人ひとりが海の今の状況を知らないといけない。

このような話をさかなクンらしくしていました。

質問に対しても、自らの実体験を踏まえ自分の考えをしっかりと伝えていました。

 

さかなクンが准教授として講義している大学で授業はある?

さかなクンの講義を受けてみたいと思う人がいるようですが、大学内で講義が受けられるのでしょうか。

 

さかなクンが教えているのは東京海洋大学

東京海洋大学は2003年10月に東京商船大学と東京水産大学が統合されてできた国立大学です。

先ほどイシガキフグのふ化のお話で出てきた東京海洋大学がさかなクンが准教授として在籍している大学です。

海洋生命科学部、海洋工学部、海洋資源環境学部があり、その中にさらに学科で分かれていて、専門分野を学ぶことが出来ます。

実践的であり、現在世の中が必要とするものに対しての学問が出来る環境を作っているのが特徴です。

海洋資源エネルギー学科というものも新しく作られ、今世界的に問題になっている環境問題に対しての研究進めるうえで必要な学科になっています。

世界とのコミュニケーション能力、英語の論文や書物などを読み解く力を身につけていくことそして、世界的リーダーとなるための英語力にもとても力を入れています。

 

さかなクンは授業していない

さかなクンは正確に言うと客員准教授になります。

客員准教授というのは、研究や講義などにおいては准教授と同等です。

学位がなくても大学で採用され、社会の一線において一定の地位にある者や有名人を客員准教授として迎えることもあります。

さかなクンは誰よりも魚を愛し、そのために多くの体験経験を通じ知識が豊富であるので選ばれたのでしょう。

活動として、イベントなどでやセミナーやトークショーを行っています。

詳しい内容は分からなかったのですが、魚の生態、魚の種類など知りうる情報を細かく伝えているのだと思います。

東京海洋大学の学生の話によると、通常の授業ではないようです。

学園祭などには必ず来てイベントが行われるとのことでした。

学園祭に行くとさかなクンに会えるかもしれませんね!

 

さかなクンが名誉博士なのはなぜ?准教授として講義している大学で授業はある?:まとめ

さかなクンが名誉博士なのはなぜかという内容でお話させていただきました。

沢山の親善大使や教育に関する活動をされていますね。

難しい話でも、さかなクンの話は興味を持って聞けるという人が多いです。

とても分かりやすく、引き込む力がさかなクンにはあるんですね。

魚が大好きで、魚のすばらしさや魚の謎など様々なところで話をすることで、その魚愛とかなりの詳しい内容に凄いと思っていた人も多かったと思います。

今まで他の誰もが成し遂げることが出来なかったいくつもの業績もまた認められたことの一つです。

今地球が侵されている環境問題にも積極的に取り組む姿も本当に素晴らしいと思います。

東京海洋大学では授業としてさかなクンは講義をしていないようですが、イベントではトークショーなどもやっているようですね。

これからの活躍もますます期待したいですね。

ABOUT ME
yokomoko
色々な場所で道草をくって、迷子になりながら人生歩いています。 そんな中での出会いだったり、見つけたことを楽しみながら、ワンコたちと生活しています。