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ドラム初心者の練習方法とは

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音楽を始めてみようとドラムを選んだのはよかったけれど、ドラムセットもないし、あったとしても叩くと近所迷惑になってしまう。

こちらではドラムの初心者がやった方が良い練習法や誰でも簡単に出来る練習方法を紹介しようと思います。

練習で苦しくなってしまわないように、楽しんでやってみてください。

ドラムはバンドの要!

ドラムが安定していると全体の演奏も安定するし、よく聞こえたりもします。

まずは派手なことをやろうとせず、「自分のリズムについてきな!」と言えるように、安定したリズムを叩けるようにならないといけません。

基礎が大事になっていきますので、ドラムの初心者の時にきちんとした練習方法を見つけてみてください。

 

ドラム初心者の楽器を使わない練習方法

生活環境の中には沢山の音であふれています。

そんな中から一定のリズムを刻むものを探してみてください。

時計の針の音、踏切のカンカンという音、電車が走っている時に聞こえるガタンゴトンという音、色々な速さやリズムの間隔など、聞いて意識していくとこの先ドラムを叩くうえでイメージしやすくなりますよ。

そして、生活の中にドラムを感じていくことが出来ます。

楽器があるから練習ではなく生活の一部にドラムです。

体の中にリズムを育てていきましょう!

歩きながら

とにかく音楽を聴いて聴いて聴きまくりましょう(笑)

自分の好きな音楽をとことん聴いて、耳コピ出来るくらい聴いて、ドラムの音を自分の口で歌えるくらいになったら、叩けます!

色々な曲を聴いていくうちに、これ叩きたい!という曲と出会いますよね。

自分のここちよいビート、スネアの音、バスドラの音を持っているとそのうちそれが自分のものになっていきます。

あと、ちょっと人から見られるとおかしな人に見えてしまうかもしれませんが、一歩一歩歩くときに裏を感じながら歩いてみてください。

ワンツースリーフォーだとしたら、ワンエンツーエンスリーエンフォーエン

んっ、んっ、んっ

意識するのは太字の方の部分。

裏を感じられるかどうかで安定感がかなり違います。

歩く時だってリズムを持って歩くんです!(笑)

他にも、いつでもどこでも出来るもので、手のトレーニングがあります。

親指は握らずに、親指以外の指の間は開かずに、パン、パン、パン、と握っていきます。

意外と何度かやると疲れてきます。

これはスティックコントロールをする時に使う筋肉が鍛えられます。

 

座りながら

楽器がなくったって、手と足があれば練習できますよ。

手で膝を叩いてリズムの練習。

音楽を聴きながら、エイトビート、16ビートなんだっていけます。

まずは自分の中でどの音が鳴っているのか、耳を鍛えてはっきりと理解できるようにしましょう。

手の動きと足の動きがきちんとリズム通りに動くように練習しましょう。

エアーでやってみるのもイメージトレーニングでよいかもしれないですね。

膝を強く叩きすぎると後で痛くなるのでほどほどに。

 

ドラム初心者のパッドを使った練習方法

ドラムセットを叩く以外にスティックワークの練習をしてみましょう。

いわゆる小太鼓を叩くイメージです。

足の動きはなしで、両手のみの練習になります。

簡単な練習法が載っている教本もあるので探してみましょう。

譜面読めないし…

そんな方はYoutube などでも教えてくれますよ。

スティックを持って叩くときに、叩き方が悪いと手首が痛くなったり、筋を痛めたりするので、力まずに力を抜いて叩くことが必要です。

まずは鏡の前で、スティックを持ち、下からゆーっくり鞭で叩くイメージで頭の上まであげ、力を抜いて下まで下す。

おろすときは脱力する感じです。

力を抜いて叩く練習をしてみてください。

スティックで叩くときには跳ね返りをうまく利用して、指を使ってうまく止めるといいと思います。

 

クリックを聞きながら(同時)

ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、というクリック音に合わせてまずは右手のみの練習です。意外と最初は同時に叩けなかったりします。

その後左手、次に両手。

クリックの速度をゆっくりから徐々に早めてみてください。

右利きの人は左のコントロールがうまくいかなかったり、左利きの人は右のコントロールがうまくいかなかったりしますよね。

ゆっくりな速度から利き手くらいに合わせられるように練習してください。

意外とゆっくりなテンポだと気持ちが早く行き過ぎて合わなかったりすることがありますが、まずはクリック音を確認して、気持ちを落ち着けて叩いてみましょう。

自分ではちゃんと音と合った位置で叩いていると思っていても実はそうではないときもあります。

練習用パッドの中には、クリック音と自分が叩いたときに合っているかどうかを画面で表示されるものもあります。

電子ドラムにも同じような機能が付いたものもあるので、お金に余裕のある方はそれもお勧めです。

 

クリックを聞きながら(裏)

裏のリズムをとれるようになることはとても重要です。

ドラムにはハイハット、スネア、バスドラ、タㇺ、シンバルなど色々なものを叩いていきますが、全て同時に叩くわけではなく、ハイハットが裏に入ったり、スネアで入ったり、休符の場合も…というのが沢山出てきます。

音を聴いていくときに、裏のリズムが理解できていれば、安定感のあるドラムを叩けるようになります。

練習の仕方として、まずは手を叩いてみてください。

クリック音の間に手を叩いていきます。

ゆっくりから始めて、早めていきますが、クリック音と同じになったらだめです。

ゲーム感覚でやってみましょう。

裏の感覚がわかってきたら、スティックで同じように叩いてみましょう。

 

クリックを聞きながら(チェンジアップ)

下の譜面はチェンジアップの練習用です。

2分⇒4分⇒8分⇒3連⇒16分

をまずはゆっくりのテンポから初めて、徐々に速くしてみましょう。

16分までいったら、16分⇒3連⇒8分⇒4分⇒2分と戻ることもやってみましょう。

叩き方は右⇒左の繰り返しです。出来るようになったら、左⇒右でやってみてください。

アクセント移動を組み入れたり、手だけではなく、足を左ハイハット、右バスドラで、ハイハットを2分の裏に入れ、バスドラを4分というように自分で工夫して練習してみるのもよいと思います。

自分のやりやすいテンポというものがそのうちにわかってくると思います。

このテンポだと気持ちよくジャストで叩けるというところです。

苦手なテンポもちゃんと練習しておかないと、気が付いたらスローな曲なのに速くなってしまったり、速めの曲がゆっくりになってしまいます。

 

これをやっていくことでリズムが安定します。

ベースのエイトビートは安定するけど、間のおかずで走ってしまったりということも減ってくると思います。

ドラムを始める時のウオーミングアップに使ってもよいですよ。

 

ドラム初心者の曲を使った練習方法はどんなものがよいか

ドラムはリズム練習をやるよりも曲に合わせて叩くと楽しさが倍増しますよね。

どんな曲をやるのがいいのか分からない、けど何かやってみたい。

では、選んでみましょう!

 

簡単な曲から

ドラムを始めたばかりの時はやれることも限られているので、簡単な曲からをお勧めします。

例えば、最初から最後までずっと簡単なエイトビートの曲とか、自分でリズムが聞き取れるくらいの曲とか。

一曲全部叩けるようになるとドラムが楽しくなりますよ。

なので、日々音楽を聴きながら、「あ、この曲自分で叩けそう」というものを見つけていくといいと思います。

あれ?ここのところはどう叩いているのかな?と思ったら、動画で探してみるのも勉強になります。

耳で聞き、目で見ると理解できて、自分の引き出しになっていきますよ。

 

好きなアーティストの曲

それから、自分の好きなアーティストの曲をコピーするのもいいと思います。

めちゃくちゃ難しすぎると、初心者には厳しいかもしれませんが、好き!が力になって練習も頑張れることもありますから。

難しい課題が出てきたら、その部分を切り取って、繰り返し練習をすればいいと思います。

練習方法を探すのも勉強になります。

好きなアーティストの譜面も出ているものもあるので探してみましょう。

 

ドラム初心者の生のドラムを叩く練習方法

生のドラムセットを叩くのは本当に気持ちの良いものです!

早く他の楽器と合わせてみたい!

ステージに立ってみたい!

ドラㇺの初心者の練習方法で一番成長が早いものがあります。

それは…

気の合う先生を見つける!!

これが一番ですね!

練習の仕方も教えてくれるし、自分の変な癖も直してくれるし、分からないところも細かく教えてくれます。

私自身何人かの先生に教えていただきましたが、それぞれに教え方があり、「この先生の教え方はユニークでドラムが楽しい」とか「この先生は理論的でわかりやすい」とか「この先生は気軽に話せて相談しやすい」とか様々な特徴がありました。

私は自分の成長段階によって先生を変えていったのですが、その時その時に必要な先生を選べたと思います。

先生の選び方はネットで探してもいいですし、楽器屋でも張り出してあったり、知り合いの紹介でもよいと思います。

出来たらドラム2台で、先生と生徒が一緒に叩いて練習できる環境が良いと思います。

先生の叩き方を見ながら、自分も叩けると理解が早いです。

是非、ドラムを楽しく続けていける先生を見つけてみてくださいね。

 

ドラム初心者の練習方法のまとめ

ドラムを叩くことは本当に気持ちの良いものです。

ストレス解消にもなりますよね。

バンドとしてみんなで合わせるのも、曲としてみんなで作り上げる過程や練習などもみんな楽しいものです。

そしてステージに立つ!!

ここではドラムを始めたばかりの方へのドラム初心者の練習方法として紹介しました。

音楽を楽しむためにはコツコツと地味な練習も欠かせないものです。

沢山ある練習方法の中から自分が継続できそうな練習方法を見つけ、頑張ってみてください。

継続は力なりです!

そのためにもドラム初心者の時に音楽仲間やバンド仲間などもつくっておくと練習もやる気になりますよ。

年齢関係なく楽しくワイワイ遊べるのも音楽の良いところですよね!

Let’s Enjoy Music!!