今回はドラムでセッションのコツややり方は?ということでお伝えしていきますね。
セッションというと、楽器が超絶うまい人がやるものって思っていませんか?
実はそんなことないんです!
私は初心者レベルの時に良く遊びに行っていました。
うまい人だけがセッションやるなんて誰が決めたのでしょう?
それはきっとあなたですw
確かに演奏がうまい人も沢山います。
でも、思い切って参加してみると、みんな優しく接してくれますよ。
多くの音楽仲間が出来たり、先輩プレイヤーに色々なことを直接聞くこともできるので、練習するコツなんかも知る事も出来るし、いいことが多いと思います。
敷居が高く感じてしまいますが、セッションのコツが分かれば楽しく演奏できるようになります!
私はドラマーなので、ドラムでセッションのコツややり方をお伝えしていきたいと思います。
ドラムでセッションのコツは?セッションに行くまでの準備は何が必要?
セッションに参加してみようかなと思い始めたら、是非やっておいた方がいいことがあるのでお伝えしておきますね。
初心者といえども、多少はここまでは出来た方がいいというものがあります。
簡単なことなのでやってみてください。
色々な曲を聴くこと!
どんなジャンルのセッションに参加するかでも、違ってくるかと思いますが、是非、色々な曲を聴いてみてください。
曲を聴くときに、ドラムを中心に聴いていくと、何となくここでこんなフィルイン(おかず)が入るなとか、シンバルがここに入っているとか分かるようになります。
セッションにも、ジャズ系、ブルース系、ロック系など様々あります。
私はセッションに参加するようになった時に、ブルースを沢山聴いていました。
ブルースは3コードで簡単にみんなで合わせて演奏できるもので、どこでも自然と始まったりします。
曲を聴いていると何となくここでシンバルいれて、フィルイン入れてと分かるので、参加できます。
セッションに慣れているギターやベースの人は即興で演奏していきますが、ブルースはほぼ同じように進行していくので、ドラムはリズムさえくずさなければ初心者でもできます。
先輩プレイヤーがちゃんと引っ張っていってくれるので、安心してください。
セッションに参加するようになると、何となくみんながやる曲が分かってきます。
事前に教えてくれるところもあります。
曲はジャンルを問わず沢山聴いておくといいと思います。
基本のリズムを安定させる!
セッションのドラムの役割はやはり安定したリズムだと思います。
自主練習する時も、リズムの安定を心掛けてみてください。
セッションでは、他のプレイヤーが演奏していないときは席に座って聴いているので、自分もカッコいいところを見せたい!という思いが沸いてきます。
でも、自分がやったこともないこと、出来ないことをその場でチャレンジするのはお勧めできません。
リズムが崩れると、演奏自体が崩れてしまうことがあります。
セッションでもっといろいろと出来るようになりたい!と思ったら、その課題は持ち帰って、自主錬して次回チャレンジしてみましょう!
曲の流れを覚える、出来そうな曲を準備しておく
先ほどお伝えしたブルース進行もそうですが、曲の流れを覚えることは必要です。
細かい技術的な事が出来なかったとしても、曲の流れを覚えてその曲をストップさせないことが大事。
そして、自分のこれなら出来そうという曲を一つでも準備しておくと、参加した時に楽しむことが出来ます。
だいたいどのセッションにもホストの人(進行してくれる人)やホストバンドがいるので、出来る曲を聞いてくれることが多いです。
ドラムでセッションのやり方は?実際の演奏で
セッションの準備も出来たし、いざ参加!
実際の演奏の時のドラムのセッションのコツはどんなところなのか。
セッションはバンド演奏とは違って、その日その時にみんなで生み出されるものです。
課題曲だったとしても演奏者によって違う演奏になります。
お互いのコミュニケーションがとても大切になるので、周りの音を聞けるようになりましょう。
最初は難しいかもしれませんが、心がけておけば出来るようになりますよ。
キメは絶対キメル!!
曲によっても違いますが、ポイントとなる部分があります。
全員で同じリズムで演奏する時、ピタっと止めてブレイクする時など。
ドラムはリズムキープ出来ていれば大丈夫な時もありますが、全員でキメがピタっと決まるとサイコーに盛り上がります!
キメの部分をチェックし、出来るようにしましょう!
アイコンタクトを忘れずに
セッションの時は、それぞれがどのように演奏するか分からないので、お互いの音を耳で聞き、アイコンタクトをきちんとできないといけません。
演奏をしながら会話をしていくイメージです。
ギターソロやベースソロなどを回していくことが多いのですが、アイコンタクトをしながら、次あなたの番だよと伝えます。
ドラムソロも回される時がありますが、自信がない時ははじめに伝えておきましょうw。
途中でリズムを変化させることもあります。
これもアイコンタクトをしているとわかります。
演奏の途中でジェスチャーで頭の部分からもう一度とか、もうすぐ終わりにするよとかの指示があると思います。
最初は分かりづらいかもしれませんが、やっていくうちに理解できるようになりますよ。
このようなやり取りがスムーズにいくと本当にセッションが楽しくなりますよ!
音の強弱をつける
セッションでは、リズムやキメなどのほかに、音の強弱で変化させることもあります。
ずっと同じ音量で叩き続けるのではなく、ちゃんと周りの音を聞きながら、強弱をつけていくことが大事です。
自分が目立ちたいとか、自分だけの演奏でいっぱいになっていると、なかなかできないです。
セッションはみんなで音の会話を楽しみながら演奏していくものなので、鍵盤やベースなどのソロの時はドラムの音量を下げたりしましょう。
ギターソロで思いっきり盛り上げたいときは、一緒に派手に叩くこともあります。
その場その場の雰囲気を感じながら叩けるようになりましょう!
思いっきり楽しむ
後はとにかく思いっきり楽しんで演奏することです!
ちょっと失敗しちゃったりすることは全然気にすることはありません。
最初はシンプルなドラムだったとしても、楽しんで演奏していればいいんです!
楽しんで演奏した時は、他の演者さんとのコミュニケーションもよくいきます。
演奏を聴いていた人からも掛け声をもらえると気持ちがいいものです。
音楽やっていてよかったなと思いますよ!
セッションを続けていくことによって、練習意欲も湧いてきます。
ドラムの上達も早くなると思いますよ。
ドラムでセッションのコツややり方は?:まとめ
ドラムを始めたけど、一人だけで演奏はつまらない。
バンドを始めるのもいいけれど、一度セッションの扉を叩くのもいいかも!
私は一時期、週一でセッションに顔を出して遊んでいました!
ドラムでもセッションのコツややり方さえつかめればとても楽しくなってきます。
セッションはミュージックバーやセッションやろうよと募集していたりするので、探してみてくださいね。
まずは見学のみでも大丈夫です。
一度セッションってどんなものなのかを知るのもいいかもしれません。
音楽仲間が沢山出来たり、年齢関係なく楽しめるのがセッションです。
興味はあるけどちょっと怖いな~と思っていたら、まずは誰かと一緒に見学から。
最近では、ZOOMでセッションもあるようです。
色々な楽しみ方が出来ますね。
ドラムでセッションをする時のコツとやり方を今回はお伝えしていきました。
一緒に音楽を楽しんでいきましょう!