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ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介!糸の始末はどうやるの?

ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介!糸の始末はどうやるの?
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ダーニングって知っていますか?

イギリスでは繕うことをDarningといいます。

ヨーロッパでは一般的に知られているようです。

一つの物を長い期間大切に扱う昔の人の知恵ですが、環境問題を考える時代に入った今、再び見直されてきているようですね。

私は、穴のあきやすい靴下やデニムなどをやったりします。

最初は見よう見まねでやってみたので、糸が太すぎてポッコリしてしまったり、最後の糸の始末も分からずに適当にやっったりしていました。

ダーニングの本も出ているので、じっくり見ながらやるのが好きな方はチェックしてみてくださいね。

今回は、簡単に初心者向けに説明していきます。

ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介!糸の始末はどうやるの?という内容でお伝えしていきます。

 

ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介

ダーニングは目立たないように繕うのではなく、可愛く見せてしまうやり方です。

カラーバリエーションで自分だけのオリジナル感が出てとてもいいですよ。

ダーニングにも色々なやり方があって、修繕したい生地によってやり方を変えるといいです。

 

必要なものはどんなもの?

まずはダーニングに必要なものはこちら。

  • 糸(ダーニング用の糸もあります、他には刺繍糸、毛糸)
  • 針(針穴の大きいもの、糸が穴に入るもの)
  • ダーニングマッシュルーム(ない時は、電球、こけしなんかもいいようです)
  • ゴム(キノコに布がずれないようにするため)
  • 糸きりばさみ

絶対これじゃないとだめというものはないのですが、糸は生地にあった太さがいいです。

出来上がりのイメージをして自分の好みのカラーの糸を使ってやってみてください。

最初はうまくいかなっかったとしても、沢山やっていくうちに自分のお気に入りのダーニングが出来るようになってきます。

靴下をダーニングするやり方

靴下は必ずと言っていいほど穴があきますよね。

可愛いお気に入りの靴下でもあっという間に穴が開いてしまう時もあったりします。

そんな時に役に立つのがダーニング。

それではどのようなやり方なのかをお伝えします。

(今回分かりやすいように太めで色は濃い目の毛糸を使いました。

実際自分でやるときは、靴下の糸と同じくらいの太さがベストだと思います。)

 

まずはダーニングマッシュルーム(うちは電球を使います)を穴の位置に入れて、ぴったりとくっつけます。

動かないようにゴムでくくります

針穴に糸を通して、まずは少しすくって糸を引いていきます。10cmほど残して止めてください。

縦に渡していくのですが、少しすくって縦に渡し、隣を一目くらいすくってまた縦に渡しを繰り返します。

穴が全部隠れたら、今度は横に行きます。織物を想像してほしいのですが、縦糸に対して、横糸は上下に渡していきます。最後の縦糸をやったら、隣に行くときに一目すくいます。(私はこれをやらずに最後までいってしまったら、ぽっけのような空間が出来てしまいました)

横に移動したら、次に行く前に軽く押さえてあげます。織物でいうトントンのようなもの。

次の横移動は、上下逆です。上下、上下でいっていて、終わりが下だったら上から、終わりが上だったら下からです。

これを繰り返していくと出来上がりです。

最後の糸の始末の仕方は後程詳しく説明しますね。

色々な縫い方

ごま塩

表面は点、点と見える縫い方です。

返しを使っていくので、裏から見ると線になります。

擦り切れて薄くなってしまった部分などに良いです。

チェーンステッチ

靴下など伸縮するところに使います。

チェーンを繋げるように仕上げていきます。

かかとのあたりにこれを使うと厚みが出てしっかりします。

ハニカムステッチ

ハチの巣のように丸く仕上げていきます。

伸縮性があるので、スポーツウエアなどに良いようです。

薄くなってしまったところなどの補強にいいです。

デニムをダーニングするやり方

デニムのジーンズはわざとダメージ感を出して履いたりしますよね。

私もわざとカットして穴を作ったり、長ズボンを半ズボンにするのにカットしたところをわざと何もせずにボサボサにしてみたりしました。

だいぶ履き古したので、少し違うテイストで履いてみようかなという方の為に、ダーニング!

靴下のやり方と同じやり方でやるのもよいです。

後は、穴が大きくあいている場合、裏から当て布をして、当て布を縫い付けてからやる方法もあります。

当て布を縫い付ける時も、わざと見せる縫い方でもいいです。

たくさんカラーを沢山使うと可愛く仕上がりますよ。

👆右側がハニカムスティッチ

 

最後の糸の始末はどうやるの?

さて、ダーニングが終わった後の糸の始末についてお伝えします。

私も最後の終わらせ方を悩んだ時があります。

普通の縫物などは玉結びをして始めて、最後玉止めをして終わらせますよね。

ダーニングでは、あまり玉止めをすることはありません。

絶対いけないというわけではないと思うのですが、生地の素材によっては抜けてしまうので気を付けてください。

基本的なやり方

最後まで出来たら、ダーニングマッシュルームをとります。

始める時に10cmほど余らせた糸があると思います。

それを裏側に針を使って持ってきます。

裏側にひっくり返します。

近くにある糸にくくり少し表に出ないくらい針ですくって、残りはハサミで切ります。

余らせた分全部このやり方でやります。

それか、針で表に見えない程度にすくい、近くを往復する感じでも大丈夫です。

靴下などのダーニングの場合、玉止めをしても抜けてしまう為にこのようなやり方をします。

表からやる場合

もう一つ簡単なやり方ですが、最後まで終わったら、そのまま表側から見えないように斜めに挿して、それを何回か繰り返し、余った糸を切ります。

絶対こうでないといけないというものはないそうなので、表からやってもいいと思います。

とにかく抜けないように最後仕上げてみましょう。

 

ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介!:まとめ

手芸があまり得意ではない、興味ないという方にはちょっとめんどくさいと思われるでしょう。

しかし、ダーニングのやり方はとても簡単なので、試しにやってみたらハマったなんてこともあるかもしれませんよ。

試しにやるなら靴下。

デニムでやれば可愛くなること間違いなしです。

チクチクと針を刺していると、結構無心になれます。

リラックス効果もあるかもしれませんね。

実際、編み物では科学的に実証されたようです。

最後の糸の始末はめんどくさいと思う方もいるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。

思い入れのあるものや、お気に入りだったのにすぐに穴が開いてしまった、あるいはシミが出来てしまったという時に是非一度お試しください。

それでは、ダーニングのやり方を靴下やデニムで紹介!糸の始末はどうやるの?ということでお届けしました。

少しでもお役に立てたら幸いです。

ABOUT ME
yokomoko
色々な場所で道草をくって、迷子になりながら人生歩いています。 そんな中での出会いだったり、見つけたことを楽しみながら、ワンコたちと生活しています。