さかなクンといえば可愛らしいフグの帽子を被ったテンションの高い人というイメージがとても強いですね。
最近ではただの魚好きの少年から、大学の准教授として講義をする立場にもなりました。
そんなさかなクンを育て上げたお父さんとお母さんはどんな人なんだろうと関心が出てきますね。
実は、さかなクンのお父さんは凄い人だったんです!
凄い?って誰?と思いますよね!
それと、お母さんのさかなクンの育て方も興味ありませんか?
そこで今回はお父さんは誰なのか、お母さんの育て方はどの様なものだったのか、そしてさかなクンの少年時代はどんな感じだったかを調べてみました!
さかなクンの少年時代はきっととても純粋で可愛かったんでしょうね!
さかなクンのお父さんは誰?
囲碁棋士、宮沢吾朗9段の息子さんがさかなクンとは知りませんでした。 pic.twitter.com/jO8VCrhtC8
— totoro21st (@totoro21st) July 31, 2017
さかなクンはとにかく魚に詳しいですね。
お父さんも魚に関係するお仕事なのかと思いきや…
さかなクンのお父さんは囲碁の棋士
名前 宮沢吾朗
棋師段位 9段
生年月日 1949年11月29日
出身地 北海道帯広市
所属 日本棋院東京本院
タイトル数 2
鋭い着眼点をもっていて、激しい攻撃をする切れ者です。
アマチュアの時からファンが多いそうですよ。
大きなタイトルはなかったのですが、新人王戦2回、3大リーグにそれぞれ在籍するなど、80~90年代にかけて活躍をされました。
本を出していた
今日11月29日は宮沢吾朗の誕生日🎂#宮沢吾朗#常識破壊 pic.twitter.com/15TvSfGfE6
— エヴァリスト⛅馬主を目指す高等遊民数学徒🏇 (@Ev_Galois) November 29, 2020
打つ手がとても独創的でアマチュアにファンの多い宮沢9段が柔軟な考え方を解説している本です。
通常はこうだろうという考えから、全く違うものの見つめ方が見えてくること間違いなし!
囲碁に興味のある方はチェックしてみてくださいね。
さかなクンのお母さんの育て方が独特?
さかなクンが今のさかなクンとして成長し成功出来たのは、お母さんの育て方が素晴らしかったからですね。
エピソードの中からいくつかピックアップして紹介します。
子供の興味を持ったことにとことん付き合うお母さん
4歳の頃、さかなクンはトラックやゴミ収集車が好きになったそうです。
お母さんはさかなクンを喜ばせようと、行き先を内緒にしてドライブに連れて行ってくれました。
ついた先は、ゴミ収集車の車庫だったそうです。
沢山あるゴミ収集車に大興奮したさかなクンでした。
小学2年の頃、さかなクンは友達の描いていたタコの絵を見てタコに興味を持ちました。
お母さんは、タコがいる魚屋さんに連れて行ってくれました。
毎日タコをおねだりするさかなクンに、嫌な顔をすることはありませんでした。
お母さんは丸ごとのタコを買ってくれて刺身にしたり、酢の物を作ったり、煮物にしたりとタコ料理を作ったようです。
それが一カ月くらい続いたそうです。
凄いですね…
そのうちに、さかなクンが生きたタコが見たいというと、水族館に連れて行ってくれるようになり、ずっとタコの水槽からさかなクンは離れずにずーっと見ていたそうです。
そんなさかなクンを見たお母さんは「お母さんもタコが面白くなってきた」と言ってくれたそうです。
その時さかなクンはとっても嬉しかったのを今でも覚えているそうです。
ずっとタコが現れなかった日があった時の事、さかなクンはとてもがっかりしていたら、お母さんが、「魚はもっといっぱいいるよ」と魚の下敷きを買ってくれたそうです。
そこから魚にのめりこんでいったんですね!
沢山褒めてあげた
さかなクンは沢山魚の絵を描いたそうですが、いつもお母さんが「飛び出してきそう」とか、「この角度で描けるの凄い」などと褒めていたそうです。
さかなクンはとっても嬉しくて、もっと描きたくなったといいます。
褒める事って本当に大事ですよね。
やる気を育ててきたのですね。
そのままのさかなクンすべてを受け止めてくれた
小学校の家庭訪問ではいつも先生に言われていたことがあったそうです。
「魚の絵を描くばかりで全く授業を受けていません。勉強するように言ってください」
するとお母さんは、「あの子は魚が好きで描いているのでそれでいいんです。興味のある事をやめさせたら皆同じロボットになってしまいますよ」と返しました。
しかも、絵の才能を伸ばすために絵の学校に行ったどうかと言われたときには…
「誰にも習わずにあれだけ描いているのだからそれでいい。誰かに習ったら同じになってしまう」
さかなクン自身をとても大切に思い、その個性を伸ばしてあげたお母さんなのですね。
さかなクンの子供時代を紹介
子供の頃のさかなクンはどんな子だったのでしょうか?
小学生から中学生の頃のさかなクンはこのようでした…
小学生から普通ではなかった
ランドセルに図鑑を入れていくのに、教科書を入れていきませんでした。
学校の授業もずっと絵を描いていたそうです。
テストを受けて分からないときは魚の絵を描いて提出したそうです。
普通に考えたらかなり変わった子ですよね。
普通の家庭だとしたら、なんで絵ばっかり描いて勉強しないの!と怒られてしまう状況ではないでしょうか。
切り身になってしまった魚に泣いてしまった
あるときさかなクンは、割烹料理屋さんで「ウマズラハギ」が水槽で泳いでいるのを見かけ、急いでお母さんに報告したそうです。
その時にお母さんは、途中だった食事の中断し、一緒に見に行ったそうです。
さかなクンは「ウマズラハギ」を飼いたくて、譲ってもらおうと板前さんに言いました。
表で泳いでいる「ウマズラハギ」ちゃんをくださいと。
その後、切り身になって出てきた「ウマズラハギ」を見てさかなクンは泣いてしまったそうです。
お母さんはそばで何も言うことはしませんでした。
あえて経験させて学ばせたということです。
剣道をやっていた
以外にもさかなクンは剣道をやっていたんですね。
小学校6年間、週2回ずっと通い続けたそうです。
しかしさかなクンはあまり剣道は好きではなかったようなのです。
それは、冬は凄く寒いし、夏はとっても暑い。
防具は臭い。
先生はいつも怒っていて怖くて、先輩も怖くて嫌だったそうです。
でも、なんで続けることが出来たのかというと、年に1回先生がおしるこを皆に作ってくれたからなんですって。
でっかい鍋で作ってくれて、とってもそれが美味しくて頑張れたそうですよ。
ご褒美って必要なんですよね!!
剣道を続けてきたおかげで忍耐力がついたことはとてもプラスになったみたいです。
吹奏楽部に水槽があると思ってしまい入部した
中学の時に吹奏楽部に入部していたさかなクン。
さかなクンは勘違いや聞き違いがとっても多いそうなんです。
すいそうがくぶ…
確かに「すいそう」ありますね!
そんな勘違いですが、入部してみたら魚と同じでいろんな種類や音がある!と興味を持ったそうです。
知れば知るほど面白くてどんどんのめりこんださかなクン。
一つの事に興味を持つととことんやってしまうのがさかなクンなんですね!
さかなクンが色々なことが出来るのも、勘違いがきっかけとは面白いですね。
さかなクンのお父さんは誰?お母さんの育て方やさかなクンの子供時代を紹介!:まとめ
さかなクンのお父さんは誰かと思えば、囲碁の棋士の宮沢9段だったのは驚きました。
NHKで囲碁の解説をしていることもあるようなので、お見掛けするかもかもしれませんね。
さかなクンが今現在活躍される土台にはお母さんの存在がとても深く関わりを持っていました。
その育て方にはとても愛があり、信念がありましたね。
興味のある事に対して決して否定をしない、そしてとことん付き合う姿勢は本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
だからこそ、何に対しても追及して行く姿勢が育てられたのだと思います。
さかなクンの子供時代を聞くと驚くことばかりでしたが、お母さんはそれもみな個性ととらえてしっかりと人間性は磨かれていました。
一つの事に追求していくことで誰よりも魚に詳しくなり、准教授として教壇に立つようにもなったわけです。
お母さんの育て方が違ったら、今のさかなクンはいなかったわけですよね。
ということで、今回はさかなクンのお父さん、お母さんの育て方やさかなクンの子供時代を紹介しました!