2021年度の紅白歌合戦で「まふまふ」も出演しました。
あまりテレビでは見かけないので、「まふまふって誰?」と思った方も多いことと思います。
インターネット界では、Vtube,ニコニコ動画、Youtube を通してかなり活躍されています。
今回紅白歌合戦で歌った「命に嫌われている」はボカロ曲で「歌ってみた」の中の曲でした。
人間離れしたハイトーンボイス、非常に高低差のある歌唱を持ち合わせています。
華奢な体に色白な肌でとてもミステリアスな雰囲気を持ち合わせる「まふまふ」ですが、そんなまふまふを深堀りして紹介していきたいと思います。
何故2021年の紅白歌合戦に出場することになったのか、そのような話もしていきたいと思います。
Vtube,ニコニコ動画にとどまらない「まふまふ」をこれから沢山見ていきたいですね。
2021紅白歌合戦の出演者のまふまふって誰?
【密着レポート中📸】
🎊紅白歌合戦初出場決定🎊#まふまふ を激写❗
会見直後のまふまふさんに直撃した写真です😆
「シュールな感じでいい写真じゃないですか〜」
とコメントいただきました😋#シブヤノオト #NHK紅白 #紅白 pic.twitter.com/HUgZ04SOSB— シブヤノオト (@nhk_oto) November 19, 2021
まだまふまふを知らない方の為に、プロフィールと人気の秘密を話していきたいと思います。
プロフィール
名前 まふまふ
本名 非公開
誕生日 1991年10月18日
身長 178cm
学歴 立教大学
職業 歌手 作曲家 作詞家 ミキシングエンジニア
ギター、ベース、ピアノの演奏が出来る
2010年から音楽活動を始め、二コニコ動画などで歌い手として活動。
歌い手とは、コンピューターが歌うことを前提に作られた楽曲を歌いこなし、ネットに動画を投稿するアーティストの事。
ボカロの曲を原曲のキーのまま下げずに歌い上げた。
何故そんなに高い声が出るのかという質問に対しては、「出してみたら出た」という答えが返ってきた。
天性の物ということですね。
2012年から作詞作曲を手掛けるようになる。
2019年6月 メットライフドームで単独ライブ「引きこもりでもLIVEがしたい!すーぱーまふまふわーるど2019@メットライフドーム~」
2019年10月16日にアルバムをリリースした「神楽色アーティファクト」
2021年 「東京ドーム」から全世界へ無料配信ライブ 「ひきこもりでもLIVEがしたい!~すーぱーまふまふわーるど2021@東京ドーム~ONLINE」
なんで人気があるの?
まふまふの曲は、思春期の心の痛みや葛藤をさまざまな曲調で作られていて、10代、20代を中心に人気を集めています。
10代の女の子にインタービューをすると「歌詞が重いけど、刺さる」「つらい時はまふまふの曲を聴く」「暗い歌詞に共感する」という声がありました。
まふまふ自身が10代の頃にひどいいじめを受けていたといいます。
世の中の音楽は明るい曲ばかりだと思っていたけれど、暗い曲を歌うアーティストに出会った時に、誰にも救われない気持ちをなんでこんなに歌ってくれるのだろうと思ったそうです。
誰よりも、10代の頃の苦しみや、葛藤を味わってきて、辛い思いを抱えながら生きてきた人だからこそ、その思いを歌詞にすることで心に響かせることが出来るのでしょうね。
分かってくれる誰かがいるから生きていく勇気が出ることもあります。
まふまふの歌詞から強いエネルギーを与えられるのでしょう。
まふまふは毎日Twitterでファンと交流しています。
そんな身近に感じられるところも人気の一つではないかと思います。
まふまふの曲作りはどうやっているの?
まふまふは一日の大半を自宅で過ごす引きこもりだそうです。
創作活動は全て自分の自宅の4畳半の防音室でやってしまうそうです。
そこで、作詞、作曲、編集、録音をやり、エディット、ミックス、マスタリングすべてを一人でこなしてしまうといいます。
動画のイメージは絵コンテを描いてメールで細かく伝えているそうですが、イラストも描くのが上手ですね。
まふまふのこだわりとして、他の人に任せてもいい仕事もこなしていくのですが、自分の活動は自分で面倒を見たいそうです。
2021紅白歌合戦に出演したまふまふ「命に嫌われている」
紅白でまふまふが全身全霊を込めて歌った曲。物凄く心を打たれました。
紅白でまふまふが巻いていた包帯の意味は何だったのか?
その訳をお伝えします。
手とマイクに包帯を巻いていた訳
まふまふが自分のYoutubeでその理由を語っていました。
紅白歌合戦で歌っている夢を見たそうです。
その時にマイクを落としてしまったというのです。
落としてしまうかもしれないという思いから、メイクさんに「手をマイクをくっつけてください」とお願いしたのです。
それと、歌っている時にマイクをクルクルと回す癖があるので、その癖が出てしまうかもしれないと思ったといいます。
マイクと手を包帯でぐるぐる巻きにしたおかげで、歌に集中することが出来たといいます。
勢いがあって、魂がこもっていましたよね。
心に訴えかけられるものがありました。
なぜ「命に嫌われている」を歌うことになったのか
まふまふは多くのオリジナル曲を持っています。
その中の曲ではなく、カンザキイオリさんの作詞作曲「命に嫌われている」を紅白で歌うことになりました。
NHKからの提案でこれを歌ってほしいということでした。
とても歌詞の内容が深く、今の時代を生きる若者たちが抱える闇や叫びが詰まっている曲です。
まふまふも自分のオリジナル曲よりもこの曲でよかったと言っています。
今まではインターネットで歌ったとしても受け入れられずにいたことがあって、これをとおして、やっと世の中に受け入れてもらうことが出来たのだと思ったそうです。
「これからは事務所やレーベルにこだわることなく、インターネットで配信することで自由に自分の好きなこと、得意なことを紹介し、認められることが出来る。
インターネットに興味がなかった人もこれをきっかけに興味を持ってくれたらいいと思う。」
海外の人のリアクション
日本の音楽を海外の人が聞いてYoutube でリアクション動画をアップしているのをご存じでしょうか?
その中で、まふまふの「命に嫌われている」を「歌ってみた」を聴いて多くの海外の人がコメントをしています。
「この曲は誰もが一度は抱く感情を歌っていてとても共感が出来る」
「この曲に対する感情移入がヤバい」
「さびに入った時の心の痛みを感じるよ」
「現実に目を向けさせられる、毎日聴くにはハードな曲。でも、いい曲で聴くのを避けられない深い曲」
「歌い出しは穏やかだったけど、叫び始めて痛みが伝わってきた」
「自分の人生を歌っているようだ」
聴きながらみな感情的になっているのがわかります。
泣きそうになっている人もいました。
海外の人の中でもこのまふまふの歌う「命に嫌われている」が広がっています。
カンザキイオリさんの歌詞とまふまふの歌唱によって海外でも注目されるなんてすごいですね。
まふまふはVtubeのニコニコ動画で有名?
【密着レポート中📸】
🎊紅白歌合戦初出場決定🎊#まふまふ を激写❗
会見直後のまふまふさんに直撃した写真です😆
「シュールな感じでいい写真じゃないですか〜」
とコメントいただきました😋#シブヤノオト #NHK紅白 #紅白 pic.twitter.com/HUgZ04SOSB— シブヤノオト (@nhk_oto) November 19, 2021
それではまふまふがどの様な楽曲を作っているのか、活動しているユニット、紅白に出場した理由などをお話していきたいと思います。
人気曲
①輪廻転生
②立ち入り禁止
③夢のまた夢
④罰ゲーム
⑤すーぱーぬこになりたい
⑥サクリファイス
⑦君のくれたアステリズム
⑧曼珠沙華
⑨生まれた意味などなかった。
⑩それは恋の終わり
これはファンが選んだ人気曲なので、まふまふが作った曲のほんの一握りです。
最初に紹介した「夢のまた夢」はロックと和がうまく融合されていて、その上にまふまふのハイトーンボイスが乗っかって、とても印象的な曲になっています。
ギターも上手ですね。
After the Rainとしても活動
After the Rain は 2016年1月8日に結成された「そらる」とのユニットです。
「そらる」も2008年からニコニコ動画で活動している歌い手です。
歌い手やボカロPが集うカラオケ屋で2人は出会い、何かとイベントで顔を合わせる機会が多くなり、話も合うことから仲良くなっていったそうです。
ユニットを組む前の話があったのですが、まふまふがとても悲惨な状況に陥っていたらしいのです。
ストーカー被害にあったり、自分が作った曲を勝手に使われていたり、クレジットカードまでも勝手に使われていたり、暴力的な被害も受けていたそうです。
そんな時に、「そらる」に救ってもらったそうです。
一緒に真夜中に話に行ってくれたり、まふまふに近づかないように問題を解決してくれました。
そのようなこともあり、まふまふとそらるはとても深い絆が出来たそうです。
その後、そらるからの誘いで一緒にCDを出したら面白いのではないかということで、活動開始しました。
その様な二人が作成する曲もまた数多くあり、まふまふのハイトーンとそらるの甘い声がとてもうまく絡み合っていると思います。
数多くCDを出しましたが、カラオケでもよく歌われる曲として、「1.2.3」があります。
アニメ「ポケットモンスター」のオープニング主題歌としても使用されました。
紅白に出場しようと思ったわけ
今までニコニコ動画やVtube ,Youtube などインターネットの世界で活動してきた、まふまふですが、今回地上波の紅白歌合戦に出演することとなりました。
今までは、テレビなどの出演等を誘われては断ってを繰り返していたようです。
それは、自分はインターネットの人間だし、お茶の間の人ではないという理由からでした。
では、今回紅白歌合戦を出場しようと思った理由はなんでなのでしょうか。
今年は、まふまふとしても、東京ドームでのライブを終えることが出来一つの成功体験をつかむことを実感できたそうです。
学生の頃、一緒に音楽をやってきた仲間も音楽を辞めて就職していき、それでも一人で音楽を続けてきました。
どれだけ売れなくても明日食べる事が出来なくてもやめなかった音楽。
まだまだ無名な頃から応援してきてくれた方たちにも自分が紅白に出ることによって、今まで応援してきてよかったと思ってくれたらいいなと思うと言っています。
まふまふがここまで頑張ってやっていくんだから、自分も小さな夢をあきらめないでやっていけば、いつかできるのではないかと思ってくれるのではないかという思いも語っています。
「紅白と聞いて、嬉しくないわけはない。」
沢山迷惑をかけてきた両親もすごく喜んでくれたそうです。
インターネットで自分がやりたいことを追求し、まだまだやりたいことは沢山あるといいますが、今回、紅白歌合戦というTVという世界でマスクをとって歌うことは一つの挑戦でしょう。
まふまふは、みんなに思いっきり楽しんでほしいと語っています。
まふまふとは誰?紅白の「包帯」の訳と「命に嫌われている」の歌:まとめ
2021紅白歌合戦の出演者のまふまふを深掘りしてきました。
紅白での包帯の訳もわかりスッキリしましたね。( ´艸`)
10代、20代を中心にとても注目されているまふまふ。
傷つきやすい若者の気持ちを歌いあげる代弁者の役割もあるのでしょう。
東京ドームライブも世界に発信され、多くの人達の心に届いたはずです。
今ではインターネットという場で、誰でも有名になるチャンスがあります。
Vtube, ニコニコ動画、Youtube など多くの人がやっていますね。
まふまふも最初はそこまでみんなから受け入れられていたわけではなく、コツコツとあきらめず継続していった先に、紅白歌合戦に出演するほどになりました。
もちろん生まれ持った才能も必要かもしれません。
まふまふも生まれ持った声と繊細な心は誰にもまねできるものではないでしょう。
これからも目が離せませんね!